年齢がいくと鼻の脇から八の字に出てくるほうれい線。本当に嫌な線ですよね。
顔の筋肉を鍛えると垂れた肌はリフトアップすると思い、日々顔の筋トレ頑張ってしまいますよね。
なかでも特に気になるのがほうれい線ですが、口輪筋を鍛えると薄くなると信じて鍛えてませんか?
口輪筋を鍛え過ぎると悲しいことに、ほうれい線はどんどん深く長くなっていきます。
ほうれい線を薄くしたいのなら鍛えるのは口輪筋ではありません。
こちらでは口輪筋を鍛え過ぎるデメリットと、ほうれい線を薄くするにはどうすれば良いかをお伝えします。
年齢と共にしわは増える
私たちの肌の構造は【表皮】【真皮】【皮下組織】からできていて、主に【真皮】のコラーゲンが、加齢により少しずつ減少し崩れてきます。
また、コラーゲンの手助けをしているエラスチンも同時に減少してしまいます。この崩れにより”しわ“が発生してきます。
さほど気にならなかった程度の”しわ“も、年齢を重ねると肌の弾力不足+紫外線や乾燥などなどから年々悪化し、鏡を見るたびにため息をつくようになります。
顔のしわは30代初め頃から出はじめ、35歳を過ぎた頃には約8割の女性が気にしているそうです。
「しわ」と「ほうれい線」は同じ?
ほうれい線も気になり始めたけど、それって”しわ“なの?
ほうれい線が濃くなる大きな原因は”たるみ“だと言われています。
頬は顔の中でも大きなパーツです。その頬周辺の組織部は大頬骨筋(だい きょうこつきん)と小頬骨筋(しょう きょうこつきん)によってその位置が保たれています。
そして徐々に頬の筋肉や脂肪が下垂し始めます。
また、『バッカルファット』と呼ばる脂肪も(この脂肪の塊はこめかみから頬にかけて付いています。)年齢を重ねるごとに、下へ下へと下がってきます。
鼻唇溝(びしんこう) ほうれい線
もともと私たちには鼻唇溝(びしんこう)という溝、”ほうれい線“があります。小鼻の脇から唇の両端に向かっている浅い溝です。
この溝に、上から下がってきた皮膚が覆いかぶさるようになって溝が深くなり、”ほうれい線“が濃くなっていくんです。
若い頃はこの溝も薄く、肌のたるみもないのであまり気になりません。
しかし骨格などから、もともと若い時からほうれい線が濃くみられる方もいます。
では、下がった頬たちがまた元の位置に戻れば”ほうれい線“は薄くなるのでしょうか?
そうなんです! 頬たちが元の位置に戻れば”ほうれい線“は薄くなるんです。
とは言え、大頬骨筋や小頬骨筋を鍛え、頬を上げることはそう簡単にはいきません。
お腹の筋肉やお尻の筋肉に、マシンや器具を使ってダイレクトにその場所に筋肉をつけるのとは訳が違うんです。
顔の筋トレ効果
口輪筋や頬骨筋を鍛えるとつい効果がありそうだと頑張ってしまいます。
顔の筋トレ1日20分、ほぼ毎日、一年以上やっていました。
私は”ほうれい線“改善のためならと、ネットで上げられている情報を次から次へと実施していました。
特に口輪筋を鍛えると効果抜群と聞き日々頑張って鍛えてました。
でも、それは逆効果になってしまったんです。
なぜなら筋肉がやたら付いてしまったり筋トレで脂肪が薄くなってしまったりと、まんべんなくキレイに筋肉が顔に付くわけではないんです。
その結果気づいた時には、顔の上部はゴツゴツとし、口回りは脂肪がなくなりやせ細り、そして口は気付くとへの字口状態です。
そして一番改善したかった”ほうれい線“は薄くなるどころかどんどん伸びてきていました。
やっている本人は次第に効果が出てくると思い必死にやっているんです。
周囲からは「なんか瘦せたんじゃない?」などの声をかけられましたが、実際には体重の変化なしです。
そして極めつけは、頭皮と顔のコリをほぐす施術をしてもらった先生から「こんなに頬の筋肉が発達した方は初めてです。」と言われてしまったんです。
なので自分の理想通りの顔にはなりません。
ほうれい線を薄くするには
では、ほうれい線を薄くするにはどうすればよいのでしょうか。
それは決して必死にならずに日々少しの時間、頬上げトレーニングをしていけばいいのです。
下記のサイトは私の隆々とした顔の筋肉が落ち着いた後に知ったサイトです。
無理なく頬を育て、”ほうれい線“を薄くしてくれました。ぜひご参考ください。
自分の理想とする顔
でも、毎日少しの頬上げトレーニングをしていくだけでは駄目なんです。
それは頬だけ上がればすべて良しにはならないのです。
気になるところはたくさん出てきます。
おでこや眉間のしわ、薄くなった唇に硬くなった肌などなど・・
+(プラス)日々のケアが必要なんです。
それはまたお伝えしたいと思います。
まとめ
- 年齢と共にしわは増える
- 「しわ」と「ほうれい線」は同じ?
- 鼻唇溝(びしんこう)とは、ほうれい線のこと
- 顔の筋トレ効果
- ほうれい線を薄くするには自分の理想とする顔
以上5点をお話しました。
頬上げトレーニングを頑張り過ぎると逆効果になってしまうのでやり過ぎには気を付けてください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。